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【3年運営の記録】高級ニッチ商材ECはShopifyで成立するのか?40代エンジニアの判断記録

Shopify運営


※この記事は「EC副業を始めるか迷ったときの判断材料」として書いています。

この記事は「Shopifyの使い方ガイド」ではありません。
40代・エンジニアの僕が、Shopifyで高級ニッチ商材のECを3年間運営して「残した判断」と「捨てた判断」の記録です。

  1. この記事で分かること
  2. 前提:僕の状況
  3. なぜエンジニアがECを始めたのか
    1. 理由①:収入源を分散したかった
    2. 理由②:エンジニアスキルを別の形で活かしたかった
    3. 理由③:物販は「仕組み化」しやすい
  4. なぜこの商材だったのか
    1. 理由①:ハンドメイド×高品質×少量生産
    2. 理由②:高単価で利益が取れる
    3. 理由③:薄利多売は時間がない
    4. 理由④:メーカーに直接聞ける
  5. 高級商材ECでやってはいけないこと
    1. ❌ 値引きで勝負する
    2. ❌ 煽りコピーで売る
    3. ❌ 広告に依存する
    4. ❌ 比較記事で他社を否定する
  6. 3年間で捨てた施策
    1. 捨てた施策①:Instagram以外のSNS
    2. 捨てたこと②:広告
    3. 捨てたこと③:比較記事
  7. 3年間で残した施策
    1. 残した施策①:百貨店に勝つための直販戦略
    2. 残した施策②:商品の必要性を伝えるコラム
    3. 残した施策③:Instagramへの集中
    4. 残した施策④:少量生産の強み
    5. 残した施策⑤:メーカー直送の仕組み
    6. 残した施策⑥:丁寧なカスタマー対応
  8. 高級商材ECはShopifyで本当に成立するのか?
    1. Shopifyじゃないと詰むポイント
  9. なぜShopifyを選んだのか
    1. 理由①:最初からバイリンガル対応
    2. 理由②:テンプレートで十分なクオリティ
    3. 理由③:非エンジニアでも運営できる
    4. 理由④:決済・配送が整っている
    5. 理由⑤:アプリで拡張できる
    6. Shopifyを始めるなら
  10. 非エンジニア・非デザイナーでも回せる運営方法
    1. SNS投稿・動画編集
    2. 商品写真・動画
    3. 音声・BGM
    4. サイトのカスタマイズ
  11. 次のステップ:自動化で「人の作業を増やさない」
    1. Make:注文管理・通知の自動化
    2. Kit(ConvertKit):メルマガでリピート促進
  12. エンジニアスキルがECに活きた場面
    1. 活きた場面①:部分的なコードカスタマイズ
    2. 活きた場面②:自動化の設計
    3. 活きた場面③:データ分析
    4. 活きた場面④:SEOの理解
    5. 活きなかった場面:日常運営
  13. 3年間の数字(ざっくり)
  14. EC副業判断チェック
  15. まとめ:判断の記録
    1. 捨てた施策
    2. 残した施策
    3. 百貨店に勝つための戦略
    4. Shopifyを選んだ理由
    5. この商材だった理由
  16. 使用ツールまとめ
    1. メインで使用中
    2. 導入確定(自動化用)

この記事で分かること

– なぜエンジニアがECを始めたのか
– 高級商材×少量生産の強み
– 3年間で捨てた施策
– 3年間で残した施策
– Shopifyを選んだ理由
– 非エンジニア・非デザイナーでも回せる運営方法
– 高級商材ECでやってはいけないこと

前提:僕の状況

– 40代・Flutterエンジニア
– 週5で大手企業案件に参画中
– Webデザイナー/フロントエンド経験10年
– Shopify EC運営:3年目
– 商材:高級ニッチ商材(メーカー直販)
– 最初から日本語・英語のバイリンガルサイト
– 2人で運営(メンバーは非エンジニア)

本業はエンジニア。
ECは副業。

メーカーが開発・製造している商品のWebショップを立ち上げ、運営を担当しています。

なぜエンジニアがECを始めたのか

理由①:収入源を分散したかった

エンジニアの収入は、基本的に「労働時間」に比例する。
働けなくなったら、収入がゼロになるリスクがある。

「寝ている間にも売上が立つ」仕組みが欲しかった。

理由②:エンジニアスキルを別の形で活かしたかった

Webデザイン・フロントエンド開発の10年の経験がある。
この経験を「自分のビジネス」に使えないかと考えた。

他人のサイトを作るのではなく、自分のサイトで稼ぐ。

理由③:物販は「仕組み化」しやすい

物販は、仕入れ→販売→発送のフローが明確。
仕組み化すれば、自分の時間をあまり使わずに回せる。

エンジニアの「自動化」思考と相性が良い。

なぜこの商材だったのか

縁があってメーカー直販を任されることになった、というのが正直な出発点です。
でも、結果的にこれは良い選択だった。

理由①:ハンドメイド×高品質×少量生産

1台ずつ手作りしている。
大量生産の製品とは、品質が全く違う。

少量生産だからこそ、高品質を維持できる。

理由②:高単価で利益が取れる

1台数万円〜十数万円の高級商材。
月に数台売れれば、結構な利益になる。

少ない販売数で、利益を確保できる。

理由③:薄利多売は時間がない

低価格商材は、数を売らないと利益が出ない。

週5で本業をやりながら、その工数は捌けない。

理由④:メーカーに直接聞ける

商品の強み、技術的な特徴を直接聞ける。

これが、コンテンツ作成やカスタマー対応に活きた。

高級商材ECでやってはいけないこと

3年間で学んだ「やってはいけないこと」をまとめます。

❌ 値引きで勝負する

高級商材でセールを連発すると、ブランド価値が下がる。

価格ではなく「価値」で選ばれる必要がある。

❌ 煽りコピーで売る

「今だけ」「残りわずか」は高級商材には逆効果。

誠実さを売りにする方が、長期的に信頼される。

❌ 広告に依存する

高級商材は衝動買いされにくい。
広告費をかけるより、コンテンツとアフターサービスに投資する方が効果的。

❌ 比較記事で他社を否定する

他社製品を否定すると、自分の信頼も下がる。

自社の強みだけを正直に伝える。

3年間で捨てた施策

捨てた施策①:Instagram以外のSNS

最初は全てのSNSをやった。
X、Facebook、Pinterest、Tiktok、Instagram。

結果:全部やると時間がかかりすぎて負担が大きく、どれも中途半端になった。

Instagramにはこの商材に興味があるコミュニティがある。
直接フォローやいいねで繋がれる。

1つに集中した方が、効果が出た。

捨てたこと②:広告

広告は最初から一切やっていない。
高級商材は、衝動買いされにくい。

広告費をかけるより、コンテンツとアフターサービスに投資する方が効果的だと判断した。

捨てたこと③:比較記事

他社製品との比較記事は作っていない。

他社を否定しない。誠実さを売りにしている。

高級商材を買う人は、誠実さを見ている。
煽りや比較で売ろうとすると、信頼を失う。

3年間で残した施策

残した施策①:百貨店に勝つための直販戦略

同じ商品が百貨店でも売られている。

価格では勝てる。でも、それだけでは足りない。

百貨店には「信頼感」がある。
直販には「怪しさ」がつきまとう。

だから、アフターサービスで百貨店を超えることにした。

やっていること:

– 無料修理期間を百貨店より長く設定
– 直接のカスタマーサポート(質問にすぐ答える)
– メール会員限定の特典

「価格が安い」だけでなく「直販だから安心」と思ってもらう。

残した施策②:商品の必要性を伝えるコラム

「比較記事」ではなく「教育コンテンツ」に力を入れた。

– なぜ必要なのか
– 選び方のポイント

数ページのガイドコンテンツを作成。

結果:ここからの検索流入が多い。

「買わせる」のではなく「理解してもらう」。
理解した人が、自然と購入してくれる。

残した施策③:Instagramへの集中

この商材に興味があるコミュニティがInstagramにある。
直接フォローやいいねで繋がれる。

結果:ブランド認知と信頼性の向上に貢献。

残した施策④:少量生産の強み

ハンドメイドで高品質。
大量生産はしない。

これを「弱み」ではなく「強み」として伝えている。

– 1台ずつ丁寧に作っている
– 在庫が少ない=希少性がある
– 品質に妥協しない

残した施策⑤:メーカー直送の仕組み

発送はメーカーから直接お客様へ。
僕は発送作業を一切していない。

結果:運営の工数が大幅に削減。

残した施策⑥:丁寧なカスタマー対応

高級商材の顧客は、購入前に質問が多い。
丁寧に対応すると、購入率が上がる。

結果:リピーターと口コミが増えた。

百貨店にはない「直接つながれる安心感」を提供する。

高級商材ECはShopifyで本当に成立するのか?

結論:成立する。

ただし、BASE や STORES ではなく Shopify を選んだ理由がある。

Shopifyじゃないと詰むポイント

項目ShopifyBASE / STORES
バイリンガル対応◎ 標準機能△ 限定的
デザインの自由度◎ コードカスタマイズ可△ テンプレート依存
アプリの拡張性◎ 豊富△ 限定的
決済手数料◎ 低い△ やや高い

高級商材で海外販売も視野に入れるなら、Shopifyの一択。

なぜShopifyを選んだのか

このECは僕ともう1人、2人で運営しています。

メンバーはエンジニアではない。
だから、「エンジニアじゃなくても運営できる」ことが重要だった。

理由①:最初からバイリンガル対応

日本語と英語、両方のサイトを最初から作った。
Shopifyは多言語対応が標準で備わっている。

結果:すでにアメリカへの販売実績がある。

海外からの問い合わせも定期的に来る。

理由②:テンプレートで十分なクオリティ

Shopifyのテンプレートは、そのままでも十分使える品質。

僕のやり方:

– 基本はテンプレートをそのまま使う
– 必要に応じて部分的にコードでカスタマイズ

0から作るより、圧倒的に効率が良い。

理由③:非エンジニアでも運営できる

商品登録、在庫更新、注文管理。
これらは管理画面から、コードを触らずにできる。

メンバーがエンジニアでなくても、日常業務は回せる。

理由④:決済・配送が整っている

決済、配送、在庫管理の基本機能が最初から揃っている。

「売ること」に集中できる。

理由⑤:アプリで拡張できる

足りない機能は、アプリで追加できる。
開発コストをかけずに、機能を拡張できる。

Shopifyを始めるなら

非エンジニア・非デザイナーでも、1週間でECサイトを立ち上げられる。
僕のように副業でEC運営を始めたい人には、最初の選択肢としておすすめ。

非エンジニア・非デザイナーでも回せる運営方法

2人運営で、メンバーは非エンジニア・非デザイナー。

それでも回せている理由は、ツールの活用。

SNS投稿・動画編集

Canva で素早く作成。
テンプレートが豊富で、SNS投稿も動画編集も非エンジニア・非デザイナーで扱える。

商品写真・動画

AIツールの進化で、実務レベルの素材が作れるようになった。

商品の画像や動画の生成にメインで使っているのは、Envato, Adobe Firefly

AIの進化で限られた商品写真から自然なバリエーションを作ることができるようになった。
これらのツールを使うことはEC運営においても必須だ。

音声・BGM

メインで使っているのはElevenLabs。

– AI音声生成
– 音楽生成

英語版のSNS投稿では、ElevenLabsで英語音声を生成して使った。
BGMもElevenLabsのAI生成で作れる。

サイトのカスタマイズ

基本はShopifyテンプレート。
必要な部分だけ、僕がコードでカスタマイズ。

非エンジニア・非デザイナーでも、日常運営は完全に回せる。

次のステップ:自動化で「人の作業を増やさない」

現在はShopifyアプリのみで運営しています。

売上が安定した段階で「人の作業を増やさない」ために、次の標準装備として検証中:

Make:注文管理・通知の自動化

注文が入ったら:

– スプレッドシートに自動記録
– Slackに通知
– フォローアップタスクを自動作成

手動でやっている作業を、仕組みに置き換える。

Kit(ConvertKit):メルマガでリピート促進

購入者・問い合わせ者のメールアドレスをリスト化。

– 購入後のフォローアップメール
– 新商品・再入荷の通知
– レビュー依頼

高級商材は、一度買った人が別のモデルを買うことがある。

メルマガでつながっていれば、その機会を逃さない。

エンジニアスキルがECに活きた場面

「エンジニアスキルは必要なところだけに使う」のがポイント。

活きた場面①:部分的なコードカスタマイズ

テンプレートをそのまま使いつつ、差別化したい部分だけコードを触る。

– 商品ページのレイアウト調整
– 独自の機能追加(Liquid)
– 細かいデザイン修正(CSS)

外注費ゼロで、必要な部分だけカスタマイズできた。

活きた場面②:自動化の設計

MakeやKitの導入設計。
注文管理、フォローアップメール、在庫通知を自動化する。

エンジニアの「仕組み化」思考が、そのまま活きる。

活きた場面③:データ分析

Google Analytics、Shopifyのレポートを読み解く。

数字を見て改善するのは、エンジニアの得意分野。

活きた場面④:SEOの理解

検索エンジンの仕組みを理解しているから、SEO対策ができる。

技術的SEOは、エンジニアが有利。

活きなかった場面:日常運営

商品登録、在庫更新、注文対応、SNS投稿。
これらはShopifyの管理画面とCanvaで十分。

エンジニアスキルがなくてもできる = メンバーに任せられる。

3年間の数字(ざっくり)

具体的な売上は公開しませんが、傾向だけ共有します。

状況
1年目赤字。仕組みを作る期間
2年目トントン。集客が伸びず、試行錯誤する
3年目黒字化。コンテンツからの流入が増え始める

最初から上手くいったわけではない。

コンテンツと信頼性を積み上げてから、結果が出始めた。

EC副業判断チェック

– [ ] 本業以外の収入源が欲しい
– [ ] 扱いたい商品がある(または見つけられる)
– [ ] 週末などにある程度の時間を確保できる
– [ ] 初期投資(仕入れ・月額費用)ができる
– [ ] 長期的に続ける覚悟がある

3つ以上当てはまるなら、検討の価値があります。

まとめ:判断の記録

捨てた施策

施策捨てた理由
Instagram以外のSNS全部やると中途半端になる
広告最初からやっていない
比較記事他社を否定しない方針

残した施策

施策残した理由
直販戦略(価格+アフターサービス)百貨店との差別化
誠実さを売りにする高級商材の顧客は誠実さを見ている
教育コンテンツ(ガイド)検索流入の主力
Instagramへの集中ターゲットコミュニティとの接点
少量生産の強み希少性と品質の証明
メーカー直送発送工数ゼロ
丁寧なカスタマー対応リピーター獲得、安心感
Shopifyアプリ活用開発不要で機能追加
AIツール活用非エンジニア・非デザイナーでも制作可能

百貨店に勝つための戦略

百貨店直販(うち)
価格が高い価格を下げられる
信頼感があるアフターサービスで超える
修理対応に時間がかかる無料修理期間を長く設定
担当者が変わる直接つながれる安心感

Shopifyを選んだ理由

理由効果
バイリンガル対応日本語・英語サイトを最初から
テンプレートで十分部分カスタマイズで効率化
非エンジニアでも運営可メンバーに任せられる
決済・配送が整っている「売る」に集中
アプリで拡張できる開発コストゼロ

この商材だった理由

理由効果
メーカー直販仕入れリスクがない
ハンドメイド×高品質大量生産との差別化
少量生産希少性がある
高単価少数で利益確保
メーカーに直接聞けるコンテンツ・対応に活きる

使用ツールまとめ

メインで使用中

ツール用途
ShopifyEC基盤
CanvaSNS投稿・動画編集
Envato, Adobe Firefly画像・動画
ElevenLabs音声・音楽生成

導入確定(自動化用)

ツール用途
Make注文管理・通知の自動化
Kit(ConvertKit)メルマガでリピート促進

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